長門銭広永様は難しい銭

もう当たり前だが、自民党は国民を幸せなど全く気にしていない。

ベトナムさんが、8830のローリングについて書かれている。

商品相場の限月を新甫ごとに売る売買法をローリングと言う。

買い人気で現物相場についたプレミア分を取る方法である。

以下、勝手に引用。

8830の年初からの月寄り値

01.04 3,928
02.01 4,149
03.01 4,164
04.01 4,578
05.07 4,110
06.03 3,964
07.01 3,926 + 2
08.01 3.951 + 198
09.02 3,960 + 204
10.01 4,143 + 435

技術のない者は、月ごとの新甫で売り建てて6ヶ月の期日ごとにバイカイを振って底まで玉を維持しろと猫次郎さんが言っていたわけだが、これまでの結果がこれだ。

5枚ずつ建てたとしたら、ここまで40万円ほどの利益。10枚なら80万。 この利益が少ないと思うかどうかであるが、腕もないど素人でも、難しい玉操作なんてしなくても、日々の動きに一喜一憂しなくても、月1回 寄りでバイカイを振るだけでいいと思えば上等じゃないかね。

大きな方向さえ誤らなければ、寝ていても儲かるとはこのことである。
たったこれだけの数字でも3ヶ月周期が見て取れるのが面白い。

引用終わり。

 

株式の場合は、最少の月でも19営業日だから19通りの計算ができる。

8830の1~9月では、11営業日目が最多の利益で、以下のよう。

2019/1/21 4234
2019/2/18 4178
2019/3/15 4532
2019/4/15 4200
2019/5/21 4185
2019/6/17 4060
2019/7/16 3967 +267
2019/8/16 3870 +308
2019/9/17 4030 +502

 

問題は、途中でどれだけひかされるか、MD(マキシマムドローダウン)が小さいほうが良いのである。利益最大のタイミングがMDは最小である。

 

さて、わからない人は、わからないでしょう。

でも、すごいことが書いてあるのですよ。

この文章の意味が分かって、エクセルが使える人は、さっそく計算しそうですね。

でもね、大数の法則によれば、この結果は、一時的な偏りなのです。

しかし、小豆相場に限月による売り有利、買い有利な限月は存在しました。

さて、この文章が理解したい人は、8830住友不動産の月足(月間高低のわかるローソク足を描いてみることだな)

2018年1月 3,755 4,402 3,728 4,186(陽線1本目)
2018年2月 4,218 4,221 3,729 3,901
2018年3月 3,848 3,995 3,685 3,935(陽線1本目)
2018年4月 3,933 4,362 3,791 4,349(陽線2本目)
2018年5月 4,308 4,480 4,058 4,113
2018年6月 4,121 4,308 4,065 4,089
2018年7月 4,081 4,174 3,983 4,088(陽線1本目)
2018年8月 4,075 4,097 3,658 3,850
2018年9月 3,807 4,153 3,694 4,080(陽線1本目)
2018年10月 4,081 4,104 3,836 3,883
2018年11月 3,916 4,284 3,912 4,208(陽線2本目)
2018年12月 4,254 4,345 3,857 4,026
2019年1月 3,928 4,268 3,893 4,153(陽線1本目)
2019年2月 4,149 4,283 4,011 4,164(陽線2本目)
2019年3月 4,164 4,718 4,164 4,586(陽線3本目)
2019年4月 4,578 4,619 4,009 4,103
2019年5月 4,110 4,220 3,898 4,007
2019年6月 3,964 4,182 3,841 3,848
2019年7月 3,926 4,062 3,912 3,977(陽線1本目)
2019年8月 3,951 4,078 3,771 3,995(陽線2本目)
2019年9月 3,960 4,204 3,821 4,113(陽線3本目)

2019年10月 4,143

売り始めは、陽線新高値を2手以上を付けた翌月の1日。休みなら2~3日だ。

2018年5月 4,308

2018年12月 4,254

2019年3月 4,164 
2019年4月 4,578

2019年9月 3,960 
2019年10月 4,143

大体半年毎に高くなっているのが分かるでしょう。

これが、相場のうねりです。

よく知りたい方は、林輝太郎著「ツナギ売買の実践」(1989年)を読むのだな。

初めての人は、1回読んだだけでは理解できないよ。