長門銭広永様は難しい銭

もう当たり前だが、自民党は国民を幸せなど全く気にしていない。

台風で、6月の話題を思い出した。

6月下旬、オリンピックの抽選結果が発表されたようで、職場で「外れた」とか、「バレーの準決勝が当たった」とか騒がしい。

前にも書いたように、消費は投票であるから、どうやら安倍政権は安泰のようだ。

被災地の復興は二の次で、オリンピックに騒いでいるのは、それでいいと思っているからだろう。しかし、オリンピック競技を生で見たくて何万もお金を払うのは、安倍政権万歳と表明しているのと同じなのだな。

耳の大きなネズミーランドで、ウキウキしてしまうのだから仕方ない。
日本の諸地域の被災者に金を回すのは止めて、オリンピックにお金を使うことに賛成なのだから。

オリンピックに3~5兆円かかるのを、全額被災地に回せばよいと思う。
オリンピック開催中に、大地震が起こって、起動中の原発が爆発し、オリンピック選手・関係者が1万人被曝したら、各国から損害賠償を起こされるに決まっている。

そうしたら、原発を止めるだろうか?否止めない。

税金で払うから、国は困らないのだ。国民は仕方ないと我慢するのを当てにしている。

憲法が改悪され、個人は人になり、意味は、理科で言う「ヒト」程度の意味合いしか持たなくなるのは、もうすぐかもしれない。

ミッキーな国民には分からないように、次第にアメリカや中国や北朝鮮のようになるのだ。
昨日も「ナニソレ珍百景」で102歳の陸上競技者を延々と放送していた。私が「延々と長いなあ」と言ったら、下の娘は「ナルホド!オリンピックだからか!」とプロパガンダが一発で分かったよ。20歳の学生は見抜いたよ。(4か月前の話)

 

さて、今回の台風の被害も重なり、オリンピック、オリンピックと騒げない状態である。ラグビーで4勝目を勝っても大して騒がなかったのは自粛したのだろう。

何日後辺りから、再度騒ぎ出すようになるか、テレビを観察するつもりだ。

ほとぼりが冷めるのはいつかな。何か、イベントに合わせて騒ぎ出すのだろう。

何回繰り返すと、災害の復旧の方が、オリンピック開催より大切と思い始めるのだろうか?

私は、きっと、ほとんどの国民は、災害の復興の方が大切なのは理解していると思いたいので、そう思う。

騒いでいるのは、テレビ局が用意したサクラで、アルバイトが騒いだ場面をドラマのように撮っているのだろう。(ィンドウズやアップルの携帯やゲーム機の販売は、サクラが並んだというではないか。)

または「あの店はラグビーファンならただで飲み食いできるんだって」と宣伝して、集まってくる連中は、にわかラグビーサポーターになって、ただ飯食いも手伝って喜んでいるふりをしているのだろう。新日鉄釜石とか神戸製鋼とか言ってもピンと来るとも思われないですね。

 

でも、辺野古に土砂を投入するには、オリンピックやサッカーやラグビーや台風は大変都合がよいのだな。