2020年4月9日(緊急事態宣言の2日後)に厚労省は、
「イベルメクチンのコロナへの処方には保険を適応してよい」という通達（新型コロナウイルス感染症の治療に際しての医薬品の適応外使用に係る保険診療上の取扱いについて（依頼）
200407 適応外使用の取扱いについて（基金・国保） (mhlw.go.jp)
を出しているので、ホテル療養者、自宅療養者に、イベルメクチンを処方して、「苦しかったら、これを飲め」とすればよいと思っています。
厚労省は、コロナの特効薬がないので、治療に際して医薬品の適応外使用(本来の使用とは違う病気に対して薬を使用すること）を認めています。
新型コロナウイルス感染症 19-COVID 診療の手引き 第２版
第１版発行 2020年3月17日
第２版発行 2020年5月18日
の中の記述は、以下の4行。
・イベルメクチン(駆虫剤,適応：疥癬 )
in vitro ではイベルメクチンにウイルス抑制効果が示されているほか, 米国の観察研究において、イベルメクチン投与により死亡率が低下する可能性を示唆する結果が報告されている．
※アメリカの研究者は、2020年3月には、イベルメクチンの有効性を突き止めていた。
この適応外使用に対して、保険診療ができるのですが、通達が、医者に対してではなく、会計担当者に対して、出されているのですね。ですから、今でもイベルメクチンの適応外使用に対し、保険が効かないと思っている医者がいます。（いずれ書きます）
2021年8月12日ミヤネ屋の中での医師の主張がネット上に上げられていました。
5類引き下げに関わって、イベルメクチンが出てきます。
【注意】：長尾医師の発言の中で、３～４錠飲むと1日で回復に向かうということでしたが、この３～４錠というのは、3mgの錠剤での話ですので、6mgなら2錠、12mgなら１錠でいいです。12mgを4錠飲んだら、死なないけど、薬が排出されるまで大変です。
私はテレビでワイドショーをあまり見ませんが、この録画で初めてテレビの出演者からイベルメクチンという言葉を聞きました。
イベルメクチンがコロナに対して有効なのは、明らかです。
治験が終わって、抵抗なく、イベルメクチンが承認されるのは、かなりの時間がかかります。（「承認」は、仮にイベルメクチンの薬害（28/37億の確率で副作用が生じている）が生じた場合、その責任を政府が認めるということです。こんな事を書くと、読解力のない方が曲解しますね。私の感覚ですと、ワクチンの副作用ではなくて、ワクチンの薬害ですけど。）
治験の結果を待ち、…という段取りを踏んでいては、個々人の命には間に合わないのですね。
「安倍明子は私人である」と閣議決定したように、「コロナ感染が分かったら、すぐにイベルメクチンを投与するのは、多くの場合、現時点で最も有効な治療法の一つである」と菅首相が閣議決定すればいいのです。でも、できないので、260万人の戦死者を出したように、これから２６００人が死亡するのかな。
（追記）国の何らかの指針では、軽症症状の患者には、イベルメクチンを使わない方針で、中等症になると命の危険があるので、イベルメクチンを使う場合が多々あるそうです。尼崎市の長尾医師が「医師免許を返上してでもやる（弱者を見捨てない）」というのは、21世紀の日本国の方針（自宅療養者を見殺しにする方針）より、紀元前4世紀の医師の倫理性と客観性を著わした『ヒポクラテスの誓い』を重んじているのでしょう。杉原千畝を思い出したなあ。(2021.8.14.)
