ネット記事は、すぐに消去されるので、コピペしておかないとね。
①NHK
ワクチン接種後死亡 アナフィラキシー疑い 対応は適切だったか
2022年11月11日 18時44分
今月、愛知県で新型コロナウイルスワクチンの接種を受けた女性がその後、容体が急変し、死亡しました。
遺族が取材に応じ、アナフィラキシーショックが疑われたのに現場で適切な対応をとっていなかったのではないかとして「なぜ亡くなったのかすべて知りたい」と訴えました。
今月5日、愛知県愛西市の集団接種会場で、新型コロナウイルスワクチンの4回目の接種を受けた飯岡綾乃さん(42)が接種から5分後に「息苦しい」と訴え倒れました。
容体が急変して救急搬送されましたがおよそ1時間半後に死亡が確認され、愛知県医師会は重大な事案だとして検証することを決めています。
女性が亡くなった経緯
愛知県愛西市によりますと、亡くなった女性は、今月5日、愛西市佐織総合福祉センターの集団接種会場で新型コロナウイルスワクチンの接種を受けました。
午後2時20分ごろ、ワクチンを接種したところ、およそ5分後に女性にせきなどの症状が現れたことに看護師が気付き、女性を車いすで処置室に運び、会場にいた医師らが対応にあたったということです。
女性は息苦しさを訴え、医師から酸素の投与などの処置を受けましたが、おう吐の症状が現れ、一時的な呼吸停止に陥るなど容体が急変しました。
救急車で病院に搬送されましたが、接種からおよそ1時間半後に死亡しました。
市によりますと、女性は今回が4回目の接種で、基礎疾患はあったということですが、接種前の問診では特に異常はなかったということです。
飯岡さんの夫「なぜ亡くなったのか すべて知りたい」
亡くなった飯岡さんの夫の英治さんが11日、取材に応じ、綾乃さんは接種当日の朝、特に体調が悪い様子はなく、夕方になって突然、病院から連絡を受けて状況を知ったということです。
2日後の今月7日に、市の担当者と現場で処置した医師らから当時の状況の説明を受けましたが、この中で市の担当者が綾乃さんについて「接種直後の経過観察中に息苦しさを訴えて倒れ、血のような泡状のものを吐いた。心肺停止の状態で救急搬送されたが、病院で死亡を確認した」と説明したということです。
英治さんが重いアレルギー反応のアナフィラキシーショックではなかったのかと質問したのに対し、医師は「血たんが出ていたので肺からの出血と考えた」としたうえで、応急処置のアドレナリンの注射はしていないと説明し、なぜ注射しなかったのかと質問すると、当時の状況を伝えたうえで謝罪したということです。
英治さんは「妻がなぜ亡くなったのかどういう不備があったのかもしかしたら助かったのか。すべて知りたい」と訴えています。
アナフィラキシーとは
アナフィラキシーとは急激なアレルギー反応が起こるもので、血圧の低下や意識障害などのショック症状を起こすことがあり、適切に処置をしないと命に関わることもあります。
過去には1995年ごろ、一部のワクチンに含まれていたゼラチンが原因でアナフィラキシーが報告されましたが、現在はワクチンの成分が改良されていて、ほとんど起こることはないということです。
アナフィラキシーは、ひどい場合は命に関わることもありますが、「アドレナリン」などを注射し、適切な処置をとれば回復するとされています。
当時の対応について愛西市は…
愛西市健康推進課の服部芳樹課長は報道陣の取材に応じ、当時の対応について「その場において先生にはベストを尽くしていただいた」と話しました。
そのうえで「ご遺族は日々悲しみの中を過ごされていると思うとこのようなことになってしまったことは大変残念でならない」と話しました。
愛西市によりますと女性はワクチンの接種後、おう吐などの症状が現れたあと、意識が著しく低下して呼吸が停止したため、心臓マッサージなどの処置をしたということです。
その後、医師は看護師にアナフィラキシーショックの対処法の1つであるアドレナリンの投与を指示したということですが、血管を確保できなかったことから投与を断念したとしています。
亡くなった女性が、アナフィラキシーショックだった疑いがあるのかについて、服部課長は「現場にいた先生が女性にアナフィラキシーショックの症状が出ていると判断されたのかどうかはわからない」と話しました。
また現場で処置した医師からは「女性は看護師に体調が悪かったと話していた」と説明され、女性のおうと物に血液が混ざっていたことから肺の異常を疑いながら処置したとの報告を受けたとしています。
愛知県医師会 当時の対応について検証へ
愛知県医師会は重大な事案だとして、近く医療事故の検証を行う専門の医療安全対策委員会を緊急に開き、当時の対応について検証することにしています。
具体的には、女性がアナフィラキシーショックを起こしていた可能性があると見て、女性の体調が変化した経緯や容体が急変したあとに行われた処置などについて詳細を確認し、現場での対応に問題がなかったかどうかを調べるということです。
愛知県医師会の柵木充明会長は「女性はアナフィラキシーショックを起こしていた可能性が考えられる。死亡に至った重大な事案と受け止めていて、臨時で医療安全対策委員会を開くことも含め迅速に対応して検証したい」と話しています。
加藤厚生労働相「自治体に対応の体制確認 改めて通知した」
加藤厚生労働大臣は閣議のあとの記者会見で「厚生労働省としても必要に応じて情報の収集を行っており、きのう、自治体に向けてアナフィラキシーが起きた場合に適切に対応できる体制を改めて確認するよう依頼する事務連絡を出した。ワクチン接種を進めるよう自治体にいろいろとお願いしているタイミングなので、改めて通知させてもらった」と述べました。
愛知県 市町村に通知 再点検求める
女性の死亡を受けて愛知県は10日、県内の市町村に通知を出し、接種と応急治療の体制などを再点検するよう求めました。
このなかで接種を受けた人に、重いアレルギー反応の「アナフィラキシー」や、痛みや緊張によってめまいなどを起こす「血管迷走神経反射」などの症状がみられた場合は国が作成した手引きに従って適切な対応をとるよう求めています。
県では今後、愛西市のワクチン接種体制や事実関係の把握を進め、ワクチン接種の安全な運営に向けて取り組むとしています。
②FNN
ワクチン接種後に女性死亡 遺族が怒り「見殺しにした」 アナフィラキシー治療受けず
2022年11月11日 金曜 午後6:21
ワクチン接種後に、女性が死亡。
直後の対応を調査することに。
愛知・愛西市で11月5日、40代の女性が、新型コロナウイルスのワクチン接種後に死亡した。
女性は接種後、体調が急変したにもかかわらず。適切な治療を受けられないまま、亡くなっていたことがわかった。
女性の夫は、死亡するまでの対応に納得が行っていない。
死亡した綾乃さんの夫・飯岡英治さん(45)「この薬も打ってもない、ちゃんとした処置もしてない。見殺しにした。なおかつ、それを隠して報道する、愛西市の姿。なめてますよね被害者を。許せません」
怒りをあらわに語る飯岡英治さん。
その日、42歳の妻綾乃さんの異変を電話で告げられ、病院に駆けつけたが、綾乃さんは帰らぬ人となった。
綾乃さんが4回目の接種を受けたのは、愛西市の集団接種会場「佐織総合福祉センター」。
ワクチンは、「BA.5」に対応したファイザー社製のものだった。
接種後、会場で5分ほど待機したところで、容体が急変。
心肺停止となり、病院に搬送されたが、およそ1時間半後に死亡した。
急性心不全だった。
妻の身に何が起きたのか。
飯岡さんは2日後、市役所で説明を受けた。
市の説明によると、綾乃さんは「息が苦しい」と訴え、待機していた医師により、処置室で酸素マスクを装着された。
その後、綾乃さんは、2度にわたって血の混じった泡を吐き、心肺停止状態になったという。
飯岡さんが問題視しているのは、その時、アナフィラキシーショックへの対応がなされなかった点。
これは、市役所で説明を受けた際の音声。
飯岡さん「ワクチンを打ったときに出る症状、アナフィラキシーが出るって有名。それを疑わずに、違うものなんじゃないかと判断をして、人を殺したっていう判断は合っているんですか?」
医師会「疑ってないわけではない」
飯岡さん「疑ってるんだったら、一刻も早く打つべきだったんじゃないですか?」
医師会「意識が遅れていたかもしれない」
日本救急医学会は、ワクチン接種後に複数の症状が出たら、アナフィラキシーと判断して、ためらわずにアドレナリンを筋肉注射するとしている。
11日、取材に応じた愛西市の担当者は、悲しい出来事だったとしたうえで、当時の対応について、こう説明した。
愛西市健康推進課・服部芳樹課長「医師・看護師はその場におけて、できうるかぎりのことをしていただいたと認識している」
突然、妻を失った飯岡さん。
帰宅すると、キッチンに置かれた鍋の中に、飯岡さんのために、綾乃さんが作ったロールキャベツが残されていた。
飯岡さん「鍋が1個ポンって置いてあって、中身見たら、泣けてきましてね。『あ、綾乃の味だ』って思って、また泣けてきて。このおいしいやつをもう食べられないんだって思って」
この容体の急変一刻を争う状況で、初動に問題はなかったのか。
その検証結果が待たれる。
接種後の40代女性死亡は「アドレナリン注射すべきで体制に問題」県医師会の指摘に夫「怒りしかない」
東海テレビ11/17(木)21:02
11月5日、愛知県愛西市で新型コロナワクチンの接種後に40代の女性が死亡した事案について、県医師会は「体制に問題があった」と指摘しました。 11日午後5時から会見を開いた愛知県医師会。愛西市でワクチン接種後に女性が死亡した事案について、「体制に問題があった」とする報告書をまとめました。 愛知県医師会の渡辺理事: 「救護室に運ばず、その場でアドレナリンの筋肉注射をできなかった体制に問題がありました」 亡くなったのは愛西市に住む飯岡綾乃さん。42歳でした。
愛西市などによりますと、飯岡さんは11月5日、集団接種会場でBA.5に対応したファイザー社製のワクチンを接種し、5分後に容体が急変。息苦しさを訴え、医師は酸素マスクを装着しました。 しかし、90%を切ると呼吸不全と定義される血中酸素飽和度は54%に低下。その後、治療薬は投与されないまま、飯岡さんは2度にわたって血の泡を吹くと心肺停止に。病院に運ばれましたが、およそ1時間半後に死亡しました。死因は急性心不全でした。
愛西市健康推進課長(11月11日): 「その場においては、医師はベストを尽くしていただいたと認識しております」 先週、「医師はベストを尽くした」との見解を示した愛西市。
愛西市健康推進課長: 「『肺における何かが起きたんじゃないか』と(医師が)お考えになられたと伺っております。アドレナリンの注射を指示し、看護師が血管確保を試みたんですけども、血管を探すことができなかったということで、静脈注射はできなかった」 怒りを露わにするのは、飯岡さんの夫・英治さん(45)。 夫・英治さん: 「この薬を打ってもいない、ちゃんとした処置もしていない、見殺しにした。なおかつそれを隠して報道する愛西市の姿、ナメてますよね、被害者を。許せません。この場に連れてきて妻に謝らせたい」
飯岡さんは基礎疾患に該当する糖尿病を患っていましたが、食事制限や薬の服用で済んでいて、症状は重くはなかったといいます。
英治さんは「アナフィラキシーショックだったのでは」と訴えました。 <夫・英治さん> 「(アナフィラキシーショックを)疑わずに違うものじゃないかと判断をして、人を殺したっていう判断は合っているんですか?」 <海部医師会の会長> 「疑っていないわけではない」 <夫・英治さん> 「疑っているんだったら、一刻も早く(治療薬を)打つべきだったんじゃないですか」 <海部医師会の会長> 「意識が遅れていたかもしれないですね」
夫・英治さん: 「僕が知っている一般的な話は、ワクチンを打って苦しくなったらアナフィラキシーショックじゃないのかと。そんなことも分かんない医師を、なぜそこに配置したんだと」 綾乃さんはアナフィラキシーショックだったのか、そして当時の判断や対応に問題はなかったのか。愛知県医師会は医療安全対策委員会で、当時対応に当たった医師から話を聞くなどして検証。まとめられた報告は…。
愛知県医師会の渡辺理事: 「今回の事案において、死亡に至った病態は必ずしも明らかにはされませんでした。ただワクチン接種後であったことから、アナフィラキシーの存在は強く疑われました」 ただし、飯岡さんの症状からアナフィラキシーショックだった場合には「最重症型」とみられ、医師が診た時点でアドレナリンを打ったとしても救命できなかった可能性が高いとしました。 その一方で、体制の問題を指摘しました。 愛知県医師会の渡辺理事: 「今回の事例では、看護師が女性の体調変化に気づいた時点で、救護室に運ばずその場でアドレナリンの筋肉注射をできなかった体制に問題がありました」 この結果を受け、夫の英治さんは…。
夫・英治さん: 「医師会からの説明も一切受けていません、はじめに。アナフィラキシーかもしれないけど、エピペンを打ったとしても亡くなったであろう…。だいたい打ってないんだから、亡くなったであろうという予想なんて何言ってんだよって感じですよね。怒りしかないです」
コロナワクチン接種後死亡で 愛知医師会「体制に問題」
愛知
2022年11月17日 20:00
新型コロナウイルスワクチンの集団接種で愛知県愛西市の40代女性が接種後に死亡した問題で、愛知県医師会は17日、「現場の体制に問題があった」との検証結果を発表した。女性は急激なアレルギー症状であるアナフィラキシーが強く疑われたものの、複数の学会が求め、対応の指針にも明記されているアドレナリンの注射がなされなかったことについて「本来であれば打つべきだった」とした。
同会内の「医療安全対策委員会」で検証した。県医師会の渡辺嘉郎理事は記者会見で「アナフィラキシーが疑われた際の現場の役割分担を決めておくべきだった」と話した。女性には糖尿病などの基礎疾患があった。「基礎疾患を持つ人はかかりつけ医や大学病院などでの接種が望ましい」とも述べた。
女性は5日に従来型とオミクロン型に対応する米ファイザー製の「2価ワクチン」を接種していた。女性が受けたのは4回目の接種だった。会場で待機中に容体が急変し、病院に搬送されたが接種から約1時間半後に亡くなった。
⑤朝日新聞
オミクロン対応ワクチン接種後、40代女性が死亡 因果関係は不明
オミクロン株
2022年11月9日 20時30分
愛西市庁舎=愛知県愛西市稲葉町
愛知県愛西市は9日、市が5日に実施した新型コロナウイルスワクチンの集団接種で、40代女性が接種後に体調を悪化させ、その後亡くなった、と発表した。市によると、女性には基礎疾患があったという。市は「接種と死亡の因果関係は不明」としている。
市によると、女性は5日午後2時20分ごろ、市佐織総合福祉センターの集団接種会場で、オミクロン株などに対応した米ファイザー製の「2価ワクチン」を接種した。
女性は、接種後の体調変化を見るため15分間待機する予定だったが、接種5分後に体調に異変が生じているのをスタッフが発見。医師らが心臓マッサージなどの救命措置を取った後、救急車で搬送されたが午後4時ごろに亡くなったという。女性の接種は4回目で、過去3回の接種について、特に体調の異変は報告されていないという。
市の担当者は「医師の措置などすべき対応はした。会場では万全の態勢をとっており、引き続き集団接種は続ける」としている。
⑥Ceron
コロナワクチン接種の5分後に急変 40代女性死亡 因果
2022/11/09 · 90%が70歳以上及び基礎疾患ありの人. ワクチン接種後死亡者数1883人(10月8日厚労省). だがワクチンの関連性が認められたのは10件のみ.
⑦CBC
アドレナリン注射はされず…42歳妻がワクチン接種後死亡「なぜアナフィラキシー対応したことのない人が接種現場にいるのか」夫が怒りの告白
2022年11月10日(木) 16:54
愛知県愛西市で、BA.5対応型ワクチンの接種後に女性が亡くなりましたが、この女性は、接種後体調が急変した際、アナフィラキシーの治療を受けないまま亡くなっていたことが分かりました。夫が怒りの告白です。
(死亡した女性の夫)
「彼女がいないと思うと本当に寂しくて、何でこんなことになるんだと…今でも夢なのかと思うことが」
そう話すのは、11月5日、BA.5対応型ワクチンを接種直後、体調が急変して亡くなった42歳の女性の夫(45)です。
女性は11月5日の午後2時過ぎ、愛西市内の集団接種会場 佐織(さおり)総合福祉センターでワクチンを接種しましたが、その5分後「息苦しい」などと体調悪化を訴え、嘔吐などの症状も出ました。
その場で心肺停止し病院へ運ばれましたが、およそ1時間半後死亡が確認されました。死因は急性心不全とされています。
(死亡した女性の夫)
「『派遣された看護師はアナフィラキシーに対応したことがない』と。そして処置した医師も『アナフィラキシーに対応したことがない』と言っていた」
ワクチン接種で起きることのある急激なアレルギー反応、「アナフィラキシー」を起こした可能性もありますが、夫によると体調が急変した際、その場に待機していた医師や看護師は、アナフィラキシーへの対応をしなかったということです。
病院から連絡を受けた夫が、現場で処置に当たった医師に確認していたところ「アナフィラキシーの処置を経験したことがなかった」と話したと言います。
(死亡した女性の夫)
「なんで対応したこともない人が、アナフィラキシーになるかもという危ない現場で、なぜそういう人間を使ってワクチン接種をしているのですか」
新型コロナワクチンの接種については、日本救急医学会が呼吸困難や意識の消失など複数の症状が出た際は、アナフィラキシーを疑って迷わずアドレナリンを注射するようガイドラインを作っていますが、今回はそうした処置はしていませんでした。
今回の件について集団接種会場を運営する愛知県愛西市に取材しました。
「医師は最善策を判断して処置したと思っている」
愛知県愛西市の担当者は…
(愛西市健康子ども部健康推進課 服部芳樹課長)
「医師が過去にアナフィラキシーショックの対応をした体験があるかないかは、私ともでは把握していない」
Q.今回の処置は妥当だったか
(愛西市健康子ども部健康推進課 服部芳樹課長)
「医師はそのときの最善策を判断して、処置したと思っている」
また今回の件について、愛知県医師会はアナフィラキシーショックだった可能性があるとみて、医療事故を検証する専門の委員会で対応に問題がなかったか、調査することにしています。
愛知・大村知事「重く受け止めなければならない」
一方ワクチン接種を推進している愛知県の大村秀章知事は…
(愛知・大村知事)
「この事態の重大性を重く受け止めなければならない」
Q.遺族から「対応が悪い」と訴えがあったことを知っているか
(愛知・大村知事)
「愛西市および報道関係者から話は聞いている。事実関係の把握を分析、検証を行って対応する」
新型コロナワクチン接種後にアナフィラキシーとみられる症状の報告は、これまでに3200人余りに上っています。「医師は最善策を判断して処置したと思っている」
愛知県愛西市の担当者は…
(愛西市健康子ども部健康推進課 服部芳樹課長)
「医師が過去にアナフィラキシーショックの対応をした体験があるかないかは、私ともでは把握していない」
Q.今回の処置は妥当だったか
(愛西市健康子ども部健康推進課 服部芳樹課長)
「医師はそのときの最善策を判断して、処置したと思っている」
また今回の件について、愛知県医師会はアナフィラキシーショックだった可能性があるとみて、医療事故を検証する専門の委員会で対応に問題がなかったか、調査することにしています。
愛知・大村知事「重く受け止めなければならない」
一方ワクチン接種を推進している愛知県の大村秀章知事は…
(愛知・大村知事)
「この事態の重大性を重く受け止めなければならない」
Q.遺族から「対応が悪い」と訴えがあったことを知っているか
(愛知・大村知事)
「愛西市および報道関係者から話は聞いている。事実関係の把握を分析、検証を行って対応する」
新型コロナワクチン接種後にアナフィラキシーとみられる症状の報告は、これまでに3200人余りに上っています。
⑧asagei
またワクチン死!集団接種会場の「日当50万円医師」は使いものにならないヤブだらけ/コロナ残酷物語
新型コロナワクチンを接種しに行っただけなのに、ヤブ医者に殺されてはたまったものではない。
11月5日に愛知県愛西市でオミクロン株対応ワクチンを接種した42歳の主婦が、ワクチン接種から5分後に体調が急変し、適切な治療をされないまま亡くなっていたと、NHKと民放テレビ各局が10日夜、一斉に報じた。
地元メディアによると「亡くなった女性は看護師で、基礎疾患はあるものの、接種当日に体調不良があったわけではない」。さらに「処置にあたった接種会場の医師には『アナフィラキシーに対応したことはありません』と言われた」と遺族が証言しているという。
死亡事故を受けて愛知県医師会は、女性が急変した後の対応について検証すると発表した。厚労省は11月11日に、全国の自治体に新型コロナワクチン接種後のアレルギー反応対応について通知を出したというが、とんだ茶番だ。
「新型コロナワクチンの集団接種」は、国民の命を守る、遠方に行けない地元住民のために行う…というのは、あくまで建前。コロナで患者がよりつかなくなった美容整形外科医や美容皮膚科医、その他のヤブ医者を救済するために税金をバラ撒く「コロナ利権の温床」なのである。自衛隊や、コロナで手術ができない外科医、麻酔科医が手伝いに駆り出される「例外」を除けば、集団接種会場にマトモな開業医がいないことは、医療業界の「公然の秘密」となっている。
アナフィラキシーショックの対応ができる開業医は集団接種会場のアルバイトに行かずとも、自治体からワクチン接種業務を委託されている。自治体が公表している「ワクチン接種が受けられる医療機関一覧」がそれだ。
大学病院や総合病院を定年退職した医師でも、任期中の同僚の信頼が厚く、あるいは製薬企業から信用されていれば、元勤務先や大手ワクチン製薬企業から「お声」がかかる。なにしろ、ワクチン接種の人手が足りない。それらの誘いがかからなかった、自治体がかき集めたアルバイト医師は上記の「例外」を除けば、同僚からも製薬企業からも「ダメ出し」されたヤブ医者なのである。
断言するだけの根拠がある。看護師である筆者は、高齢者への第1回優先接種が始まった1年半前、東京23区の新型コロナワクチン集団接種で、愛知県の死亡事故と同じように「アナフィラキシーショックを見たことがない」「高齢者を診察したことがない」という医師に当たり、えらい目に遭っているからだ。
その日、集団接種にやってきたアルバイトの医師は70代を超える高齢男性と、見た目からしてチャラい金髪の美容整形外科医。90代から100歳を超える高齢者の問診票を見るや、彼らは「あ、こんな高齢の患者さん、診たことないから。看護師さんたちの方が経験あるでしょ。あとはよろしく」と言い捨てて、別室に下がってしまった。
接種可否の判断、アナフィラキシー対応という、医師が本来行う業務まで看護師に丸投げ。高齢医師に付き添ってきたベテラン看護師がその場を取り仕切り、高齢者に同伴した家族がその場で主治医に電話をかけて接種可否の判断を仰ぐなど、その場にいない開業医や病院、区役所職員が総出でできる限りの策を講じ、ワクチン接種を乗り切った。後片付けが終わった頃には、23時を過ぎていた。あとで同僚ナースに聞かされた話がある。
「あのチャラい医者、問診票を持っていったら『接種会場にいるだけで日当30万円。明日の集団接種バイトは50万円。この調子なら、今月のクリニックの家賃はなんとか払える』って言ってたよ」
その場にいるだけで50万円、他の医師にまで迷惑をかけておいて、恥ずかしげもなくのたまう厚顔ぶり。フザけるな、である。
その後、集団接種に駆り出される派遣ナースは写真の通り、募集時の質問項目で「半年以内にアナフィラキシーショックに対応したことがある」と答えた看護師のみになった(モデルナ、武田の場合など)。その場に居合わせた医師が使いものにならないことを前提に、国や製薬企業のマニュアル通りに迷いなく判断でき、動くことのできる看護師が、ヤブ医者の10分の1にも満たない薄給で、コロナワクチン集団接種を下支えしてきたのだ。
ところが第7波の大波が引くや、医療系派遣会社の一部は9月末、10月末に経験豊富なベテラン看護師から「派遣切り」していった。命令通りに動く使い勝手のいい20代の看護師を中心に、人員を縮小。理不尽な死亡事故が起きたのは、人員縮小後の11月初旬だから、起こるべくして起きた人災といえよう。アナフィラキシーショックが心配な人には、信頼できるかかりつけ医でのワクチン接種を勧めたい。
第8波が到来したともいわれる中、厚労省が出した「通知」1枚の紙きれでは、人の命は守れない。日本医師会や地方医師会は国民に行動制限を強いる前に、最低限の救命処置も取れないヤブ医者に「廃業勧告」するのが筋ではなかろうか。
3年が経過しているというのに、コロナ対策は問題山積、ピンハネ利権だらけ。今後もコロナ医療現場の裏側を暴露しつつ、コロナ残酷物語を明らかにしていきたい。
(那須優子/医療ジャーナリスト)
※日当50万は、またまたすごい金額ですね。
板前さんが、缶詰めになって、お節作りをすると、5万円という時代もあったそうですが、その10倍なので、そのぐらいの相場もあるのかなあとは思いましたが、私の見た最高金額は土日で40万でした。