孤独の孤は、孤児の孤。
白川静著「常用字解」(初版6刷177ぺ)によれば、
孤は、幼くして父の無い「みなしご」をいう。
母があっても、そう言ったのだろうか?
知っている人に尋ねてみたい。
少なくとも、少し前のインドでは、一家の長(男)が死ぬと一家離散ほどの一大事で、母子家庭が存在しないほどの悲惨な状況、野垂れ死になると、
レティシア・コロンバニの「三つ編み」に書いてあった。
カーストと、暴力の酷い国だ。
孤独の独は、年をとって子どもの無いひとり者(男のニュアンスが漂う気がする)。
「独居老人」という本があったけれど、そういう使い方なのだなと思った。
(中国語表記は、本の題名にできそうな時がある)
孤独は、みなし子と、年をとって子どもの無いひとり者、を言う。
老いて夫のない者は寡という。
孤、独、寡は、大変な状態を表す漢字なのだろう。
独と寡は、性別を表して、対になっているのだろうか?
誰かに質問したい。
奥さんが亡くなって大変なダメージを受ける男はいて、江藤淳は自死してしまった。
江藤淳には子供がなく、独だった。
夫婦で犬(テリア)を飼っていた。「犬と私」という小さな本を出している。
フローラ、フロラーヌという言葉を覚えているが、何の前だったかなあ。
古代メソポタミアの都市国家に、ウル、ウルク、ラガシュというのが、山川世界史用語集に載っていて、5500年前の陶板に記された楔形文字が最古の文字だとテレビで言っていた。なに、ラガシュは、シマトロの母親。シマトロは、我が家の猫の名前である。
逃げ出した猫を「ラガシュ!」と呼ぶのは、かっこいいが、「トロ、シマトロ」と呼ぶのは、恥ずかしかった。
しかし、もう子猫を飼うだけの余命がない(60代)ので、そういう心配はない。
寒空に我が家に来てくれるどこかの飼い猫に、安い餌をやるのが楽しみの一つ。
2021年冬、タヌキが来たこともあった。タヌキもキャットフードを食べるのだな。
金曜が妙に高かったのが、気持ち悪い。
誰かさんのテレビの4番5番あたりも、ポンと高かった。
レ点を入れて、一斉手仕舞いボタンがあると便利。
一度押すと、「よござんすか、よござんすね」と確認してくれて、もう一度押して終わり。