秋の虫の音が日本で一番よく聞かれるのは、愛知県の新城市である。
シンシロ、シンシロ、シンシロシ
と鳴くのである。
それはともかく、
2の12乗根は、power(2,1/12)=1.059463094である。
音速を334m/sとする。
ドップラー効果の公式は、
f=(音速-観測者)/(音速-音源)f0
でしたから、ざっと、
2(334+v)/334=1.06
334+v=334×1.03
v=334×0.03=10
秒速10m=時速36km
ルール違反ギリギリですが、自動車で時速36kmで走ると、
近づく虫の音は3%高く聞こえ、遠ざかるとき3%低く聞こえるので合計で6%の差が生じる。これは、音階でいう半音の差であるから、この歌の途中で歌われる「リールー、リールー」の部分と丁度良く合うのである。
これをシンシロシで行うと、素晴らしいかもしれないのである。