長門銭広永様は難しい銭

もう当たり前だが、自民党は国民を幸せなど全く気にしていない。

雨戸の節穴の針孔写真機

日曜美術館で、谷内六郎さんの表紙画を特集したので、安い中古の文庫を2冊買った。ぼんやり眺めていたら、時々思い出していたのに、最近思い出すのを忘れていた記憶を思い出した。

それは、朝の庭の草や木々が、閉めた雨戸の節穴から、針孔写真になって、青いすりガラスの窓に写って輝いている場面だ。幼い私は、一体それが何なのか、始めは分からなかった。とにかく緑色の輝く光に息を飲んだ。

それは真っ暗な室内の西側の雨戸を締め切った窓に写っていた。朝日を反射して輝いている庭が逆さまになっていたのだ。多分小学2年のこと。

おいおい、もう50年以上も前のことじゃないか!