危険な計算ですよ。
100円で3枚売ります。
1円下がると、値洗い資金が302.4円になります。
84円まで下がると、利益が16円×3×0.8=38.4円で、
値洗い資金が、338.4円になり、84円が4枚売れます。
83円で4枚売れたとします。
73円まで下げると、利益が10円×4×0.8=32円で、
値洗い資金が、370.4円になり、73円が5枚売れます。
72円で5枚売れたとします。
65円まで下げると、利益が7円×5×0.8=28円で、
値洗い資金が、398.4円になり、65円が6枚売れます。
このようにして、
64円で6枚売れ、
58円で7枚売れ、
53円で8枚売れ、
49円で9枚売れ、
46円で10枚売れ、資金は、478.4円になります。
3枚売りっぱなしでは、資金は、429.6円です。
ただ、少しの戻りで、売り玉は、水浸しになりますから、余裕は必要です。
10枚売りで、18円戻ると、利益が吹っ飛びます。
大先生のコラムで合百とかいう薄敷きの博打のような相場があったと読んだことがありました。
戻り売りでないと、やられるのだな。
でも戻りがないと、売れないから、
へたくそは、それこそ、エイっ、エイっという感じで売るのだな。
以上の建て玉は、下げ相場でないとできないのだな。
猫師匠が書いていることを突き詰めると以上のようになります。
買いでは、株価が上がるので、どれだけ儲かっても、同じ数しか買えないのだな。
安い株に乗り換えるのだが、乗り換えた株が上がればの話だな。
なんでも上がる上げ相場のときは使えますが、そんなことがこの先起こるんだろうか?と思ってしまうのだな。分からんけど…。