イデコのファンドの選び方を教えてください。
今までは、生命保険を貯金代わりにしていました。
SBIの保険商品も、利率が定期より高い時期もありましたが今は最低です。
10年待つなら保険商品も期待できるかなと悩んでいましたが、ファンドも少し興味がでました。
ファンドは、自分の金を他人に任せることです。
他人が何を売買しているかは、過去の値動きを見れば分かります。
ですから、そのファンドの
①値動きが公表されていない
②値動きの理由が分からない
ファンドは、駄目です。
例えば「DCダイワ日本株式インデックス」というファンドは、過去の値動きが「TOPIX」とほとんど同じです。
idekoでファンドに投資する場合、投資しているファンド値動きが、思わしくない場合、
説明書には、
①「投資配分の変更」(割合の変更)
②「スイッチング」(残高の変更)
を行うことができる
と書かれています。
この対処の心配点・問題点は、
①その度に手数料を払う可能性が生じること。(無料かもしれない)
②変更の注文が、すぐに反映されない(3~8日かかる)こと。
です。
この対処の心配点・問題点は、以下の方法で解消することができます。
証券会社で、TOPIXとほとんど同じ値動きをしているETFを空(信用)売りするのです。
1305ダイワTOPIX ETF
1306野村TOPIX ETF
1308日興TOPIX ETF
などです。
ETFとは、幾つかの銘柄の株を分散して売買する株のようなものです。
1305の場合、1株約1700円で10株単位で売買できます。
12000円ずつ3年投資すると、40万円貯まります。
ここで、2008年の暴落(リーマンショック)と同じ、オリンピック暴落が起こると、資産が半減します。実際は,
2007年9月1792
が
2009年3月700
まで下がり、
2012年11月722
まで横ばいでした。
この5年間にファンドを買っていた人は、絶望を味わった訳です。
最悪の場合、資産が70%になってしまう訳です。
株価は40%ですが、毎月分散して買うので、平均は70%です。
この時、同じ値動きをするファンドを空売りしておけば、その損失を避けることができます。
40万は、ほぼ40万のままで済みます。
因みに、TOPIXは、10年経った、
17年6月現在1612で、元に戻ってもいないのです。