長門銭広永様は難しい銭

もう当たり前だが、自民党は国民を幸せなど全く気にしていない。

民間事業(何の新規性もない、既得権事業)に、国費(税金)を突っ込んでいるだけだ。

オリンピック、新幹線、原発
3種の神器だ。
原発、あれこれあるが、テロに遭いまくるトルコは、...
需要が大きいだろう(抑止力としての原発)し、
インドは、東芝ウェスティング・ハウス)製の原発3基を新設することに合意した。
オリンピックは、クリーンでないことが逆に、完全なる民間事業であり、公益事業ではないことを明確に認識させた。(これは国が、民間スポンサー事業を支援(誘致を含む)しているだけという形態。)
究極は、リニア(新幹線)に5年間30兆円の国費の投入であり、これには、「地方創生回廊」という名前がつけられた。このブレインは、国土強靭化計画の藤井聡氏(京都大学教授)であるが、本人のFBでの発言によれば、この「(新幹線の)回廊ができれば日本の経済は爆発する」としている。
もちろんの事、リニアと原発はセットである(始動(発車)時に非常に大きな電力を要求するため再エネでは運用が難しい。今は、スカスカのダイヤで試算しているのでそうは見えないだけ)。
原発の新設はないとすれば、柏崎刈羽、浜岡あたりの「大御所」の再稼働が必須となってくるだろう。
浜岡は、アメリカの意向もあってか、真っ先に当時の菅直人総理が停止させたものである。
柏崎刈羽は、泉田知事が選挙を控え、例によって現地(誘致自治体)との確執が激しさを増している。
泉田知事の要求は、国際標準的なものであり、本質的に、
1.コアキャッチャー(メルトダウンは前提)
2.多重格納容器(テロ・ミサイル攻撃に必須)
3.フィルターベント(住民を重度被曝させない)
を当たり前に要求する。(これらはヨーロッパでは標準仕様)
なので、日本の原発は、ヨーロッパでは勝てない(中国も難しい)。
これら(過酷事故被害、安全保障、住民の命)を徹底無視しているからこそ、そこそこ安い値段が出せているだけだ。
なのでヨーロッパ仕様のアレヴァは、悲鳴をあげ、実質破綻している(国が引き取っている)。
オリンピックは、過渡的なものであるが、唯一の望みとも言われる「インバウンド」(海外からの観光旅行客の誘致)に関しては、切り札的な意味合いを持つ。
そういう意味では、インバウンド(オリンピック)、新幹線回廊(含むリニア)、原発(リニア運用)、は、3点セットとなっている。
日本は、ウクライナのように(1兆円の負債で国家破綻)なるのだろうか?

事故直前、ウクライナには15基の原発が稼働していた。現石棺の整備後には、事故にあわなかったチェルノブイリ1号機〜3号機も再稼働。新シェルターの建設資金提供と引き換えに閉鎖されたが、当時建設中だった他の4つの原発も含め、現在15基が稼働。さらに2基が建設中となっている。
石棺化は、老朽化し、新シェルターが必要となったが、その資金も自力では工面できない。世界中から支援を要請している(1000億円程度で大した額ではない)。
先般2015、完全に経済破綻したことは記憶に新しい。
ネオコンに蹂躙され尽くした国家の成れの果ての姿がそこにはある。

ブッシュの息子、ジョージ・W・ブッシュは、2004年、ブッシュ政権内のネオコン徒党が、ウクライナ最初の“カラー名称”クーデター“オレンジ革命”を仕組んだ際に、父親の忠告を無視した。政策がモスクワの政策により同調しているヴィクトル・ヤヌコーヴィチが大統領選挙に勝利した。ところがジョージ・ソロスの手先連中が、中央情報局(CIA)工作員の支援を受け、大規模な街頭抗議行動を画策し、その結果、親アメリカ、親NATOヴィクトル・ユシチェンコが大統領となり、ヤヌコーヴィチが大統領になるのを妨げた。
2014年、多くの国際監視団によって、自由で公正だとされた2010年の選挙で、大統領の座をかちとったヤヌコーヴィチが、またしても、ソロスと、アメリ国務省と、CIAが仕組んだ“ユーロマイダン”蜂起と名付けられたもう一つの巨大な街頭革命で追放されるという二度目の稲妻が起きた。超億万長者で、チョコレート帝国の所有者、ポロシェンコが、大統領になった。ヌーランドは2013年のアメリカ-ウクライナ財団での演説で、ウクライナ政権を打倒するのに、アメリカが、50億ドルの予算を使ったことを認めた。
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2015/…/post-d9a9.html
(どの記事も大同小異)。
無論、チェルノブイリで破綻し(ソビエト連邦、別の国になった)、結局原発依存をやめられず、また破綻した。
何度でも破綻するだろう。

2013年7月に閣議了承された2030年までのウクライナエネルギー戦略では、2030年までに原発での発電電力量を現在の約1.5倍にする計画とした。
3種の神器、どれも国の仕事ではない。
民間事業(何の新規性もない、既得権事業)に、国費(税金)を突っ込んでいるだけだ。未来のことなど一つも、これっぽっちも考えていない。明々白々である。
【写真】地方創生回廊
リニアのことだ。(国家予算30兆円投入)
原発電事連)も、リニア(JR)も、オリンピック(電通)も、完全に民間が自分でやれば良いだけのこと(精査すればそうなっているものばかり)だ。
これら(リニアに30兆円?)はすべて、国からの民間への賄賂?ではないか。
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