長門銭広永様は難しい銭

もう当たり前だが、自民党は国民を幸せなど全く気にしていない。

赤い羽根はいいが護国神社は遠慮したいのだが、…。

町内会の隣組制度があって、持ち回りで組長が巡ってくる。

私が組長をしたのは、下の子が小6のときより昔だから、否、上の子のときだったか。

もうわからないほど昔のことだ。

 

今日は、運動会から帰って、シャワーを浴びて、火野正平さんの「こころ旅」の録画をぼおっと家内と視ていたら、住宅会社のIさんが「うちで採れたので、2年に一回しか取れないんですが、今年はよく採れたので…」と言って柿をくれた。二た月前のお盆前、お向かいの売り出し中の中古住宅の留守番を頑張っていた時に、かき氷アイスとスプーンと冷たいお茶を持っていったお礼と言う。

 

お向かいもうちも、JR駅から5分だから、名古屋、豊橋への利便が良い。北東の角地で子供のいない夫婦の住んでいた家で、リフォームしたばかりの急な転居で、内装はとてもよくもったいないほどにきれいな住宅なのだが、駐車場が1台分なので、売れないらしい。奥に続く庭へ20cmほどのスロープを設置すれば、すぐにでも2台置けるのだがねえ。

 

おかしな人に越してこられたら、私たちが閉口するのを、Iさんも承知だけれど、そこは商売だから、売れるものなら売ってしまいたいのは人情だ。若夫婦と子供一人がベストだなあ。

 

日が短くなり、6時前なのに、もう辺りは薄暗い。少し前にIさんは、売り物件の駐車場のフェンスを静かに閉じて帰っていった。

 

ルール違反になりましたが、組長さんの話に戻します。組長は、いろいろ募金やら寄付やら配布やらの仕事がある。赤い羽根の募金は喜んで出すが、護国神社の寄付は嫌だなあ。護国神社の母体の支持政党が自民党だからだ。

 

せっかくの、のんびりした文章の最後が、こんなになってしまった。紀貫之土佐日記(本当は、土左日記(とさのにき))風に結ぶなら、こんな文章は「とまれ かうまれ とく やりてむ」(とにかく早く破ってしまえ)といったところか。