長門銭広永様は難しい銭

もう当たり前だが、自民党は国民を幸せなど全く気にしていない。

医師と患者の会話。その②

イベルメクチンについて

心臓疾患と糖尿病がある、80代の高齢の両親の新型コロナを心配しています。イベルメクチンについての質問です。薬剤師から薬の飲み合わせに問題は無いと確認しましたが、基礎疾患がある両親が飲んで大丈夫でしょうか? 効果があるか不明とのことですが、医療が逼迫している状況で、いざという時に飲ませたいと考えてます。

 

A先生
イベルメクチンについては、エビデンスと言えるような質の高い研究はされていませんし、高い効果という報告と、全死亡率、入院期間、ウイルス陰性化の改善が無いという報告があり、何とも言えません。研究室レベルでも、効果が出るほどの濃度にするには、通常の服用量では無理という話もあります。
通常の服用量ならあまり副作用はないとは思います。

(この人は、何にも答えてないように思えますが、「通常の服用量なら試しに飲んでみたらどうですか、飲まなければ(まず死ぬから)効果はないですから、ということです」。しかし、そんなことをこの医師は書けないと思っているのです。本当に知らないのなら、わざわざ答えませんからね。)


B先生
基礎疾患や、それらに対する処方があっても服用は問題なく可能です。
効果については軽症〜中等症に関してはある程度確認されています。
そのため、保険承認予定なのです。
この言葉は誤解する表現です。そんな言葉はありません。2020年4月9日から保険が利きます。薬剤の承認はされていません。国は薬害について補償しないということ。)

(もしかしたら、この医師は、承認過程に詳しい方で近い将来、薬の承認予定があるという情報をここで漏らしているのかもしれませんよ)

なお、この薬は必ず病院で処方を受ける必要があります。
処方されない可能性、間に合わない可能性もあるので、予め個人輸入しておくしかないですが、と書かないと言葉足らずですね)
(偽薬でない場合もあるかもしれませんが、)個人輸入のものは偽薬もある(同時に正薬である場合もあり、その方が確率は高い)とされ、安全性や効果が保証されません。(そんなことは先刻承知ですよ。偽薬を長い間日本に売り続けられるほど、ザルチェックとは思えません)

 

C先生
イベルメクチンの有効性を最初に報告した論文に目茶苦茶な捏造があったことが大問題になっています。イベルメクチンにも副作用があり、医療処置や入院が必要になる例があります。

【私の感想】お話にならない、どうでもよい回答で、間違っています。何の参考にもなりません。私はこの医師の回答はまともに読みません。(笑)※まさか、10倍飲めば、緊急入院できるかもね。ということではないでしょう。


D先生
感染した場合で軽症であれば、ある程度の効果がありますが、
これはまとも。でも、中等症以上でも多々使われています。
予防的な効果は分かっていません。
これは誤り。予防効果あり。しかし日本では予防目的では処方できないです
感染した時に使うかどうかはそのときの主治医の判断です。
(そこが聞きたいのですね。セカンドオピニョンになっていない。本来そういう意図で作られているサイトですから、残念ですが。勿論、答えることはできない事柄ですが、この先生は多分、危険性を家族や本人に説明して家族や本人がOKなら、一筆書いてハンコを捺させてから、処方しますね。でも、それでは高齢で体力がなさそうなので、間に合わないかもしれないですね。そして、間に合わない可能性も計算の上でしょう。

 

以前は、このサイトは、この種の質問には、予防目的では処方されません。で、終わっていたのですね。

 

コロナの自宅待機では、家族が感染しますから、予防で処方する意味は高いと思いますが、イベルメクチンの有効性が明らかになってはまずいので、遵法放置で任天するのですね。

 

質問者さんは、答えざるを得ない設定にし、医師もそれならば…、ということで答えています。

 

無碍(むげ)な回答をせざるを得ない時期の医師の中には、その後の病状はどうかと、重ねて質問者に尋ねることもよくありました。本当に困って質問しているかもしれないのに、本当の事を書けないので、書かないのだが、少しは良心が傷むのでしょうか?

 

今の関心事は、初めに書いた医師の傾向を追従する場合が多いか否かです。多い場合が一般的でしょうが、C先生のようなのもいますから。(笑)中には、何人目かに柔らかな回答をする医師もいるのですね。大切な情報源になるかもしれませんね。その医師は黙っていられないのですね。