長門銭広永様は難しい銭

もう当たり前だが、自民党は国民を幸せなど全く気にしていない。

大西航という方の投稿

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私たちは、知っている。
2003年3月18日。
アメリカがイラクを攻撃すると言ったとき、日本は即座に「支持」を表明したことを
...
世界100数十か国が反対し、国連も査察を継続すべきと主張し、軍事行動を認める国連決議は一つも存在しなかったことを。
その時点ですでに「イラク大量破壊兵器国連査察で90%以上廃棄され、あと数ヶ月で解決できる」と言われていたことを。
それなのに日本政府は「フセイン政権に武装解除の意思が無いことが断定された」と嘘をつき、戦争を支持したことを。
「バスラでクラスター爆弾、12歳の子どもを含む50人が死亡」「バクダッドへの空爆、女性や子どもを含む58人が死亡」「ナシリヤで死者9人、負傷者590人」「水道施設が機能停止、幼児10万人の命が危機」―こんなニュースが絶え間なく流されてきたことを。
横たわる老人の放置される光景を。
泣き叫ぶ子どもの濡れた瞳を。
逃げまどう女性の頬をつたう血と涙を。
「もうやめてくれ」と訴える市民の、その声を。
家族や友人を殺されたイラク人の慟哭を。
劣化ウラン弾によって放射能を浴び、生後数時間で死んでいく奇形児を。発狂する母親たちを。
戦争によって治安は悪化し、憎しみが連鎖し、テロリストを育てる土壌を生んでしまったことを。
この戦争はアメリカによる侵略戦争だったことを。
「戦争やめろ」の声は地球を巡り、NATO加盟国さえもアメリカを批判し、戦争支持の有志連合は崩壊していったことを。
そんな中、自民・公明は「戦争反対は利敵行為、戦争に反対する者はフセインの味方だ」と言って切り捨てたことを
人道支援です、給水活動です、戦闘地域には行きません」と日本はアメリカに言われるまま、重武装した自衛官1万人近くを派遣したことを。
非戦闘地域だったはずのサマワで、自衛隊に23発の砲弾が撃ち込まれたことを。自衛官たちは自らの棺を準備して任務にあたっていたことを。
帰国後、1~3割に及ぶ自衛官睡眠障害や不安に苦しみ、29人が自殺したことを。アフガンも加えればその数は50人以上に上ることを。
自衛隊では、平均1日1人がいじめで自殺していると半年以前に聞いたことがある。momokkou書き込み)
アメリカでは帰還兵の3割近くがPTSD等を患い、毎日22人、年間8000人が自殺していることを。
その主要な原因は、テロと間違えて民間人を殺害してしまったことによると言われていることを。
戦争とは殺人なのだということを。
軍事で平和は訪れないことを。
集団的自衛権」は幾度となく侵略の口実に使われてきたことを。
「他国への武力攻撃によって自国が存立危機事態になった」事例など世界に存在しないと、政府自身も認めていることを。
私たちは、知っている。
イラク戦争の理由とされた大量破壊兵器アメリカのねつ造だったことを。
それがわかっても、日本はアメリカに説明すら求めなかったことを。
日本はアメリカの戦争に一度も反対したことがないことを。
安倍さんは「違法な戦争を行った国を日本が集団的自衛権で支援することはない」と言うけれど、日本はアメリカの戦争を違法だと批判したことが一度もないことを。
私たちは、知っている。
ねつ造によって始まったこの侵略戦争で、たくさんの命が失われたことを。
私たちは、知っている。
その命は一つも返ってはこないことを。
私たちは、知っている。
そういう戦争に日本は賛成し、協力し続けてきたことを。
安倍総理。命を守るだとか言うのなら、なぜあの時反対しなかった。
なぜアメリカの侵略戦争に一度もNOと言わない。
なぜ人が死に、テロが増える戦争を支持する。
何が平和だ。何が安全だ。
戦争法案で「平和」や「安全」は絶対に訪れない。
私たちは、戦争法案に反対する。