長門銭広永様は難しい銭

もう当たり前だが、自民党は国民を幸せなど全く気にしていない。

素人の法務大臣を任命することで、審議を空虚にするのが、安倍内閣の目的なんでしょうね。

4月21日の衆議院法務委員会で、山尾志桜里議員が金田法務相の答弁に嘆いていました。
金田法務相が、
ある団体が正当な目的で行った行為が、たとえ威力業務妨害にあたるような違法な行為であっても、テロ等準備罪の対象とはならない。
という本会議での答弁をした。

山尾志桜里議員が、
もともと普通の団体が、途中で目的が変わって、その目的を知らないでいても、組織的犯罪集団にあたる。
その目的を判断するのは、捜査機関であって、そしてそれが正当であるかどうかで判断される。
合法か違法かであるのではなくて、正当かどうかで判断される。
そして、捜査機関が、正当かどうかを判断するのであるならば、内心を処罰することになるのではないですか?

と尋ねると、

金田法務相は、
…目的が正当かどうかで判断しない。

と、本会議での答弁を翻した。

山尾志桜里議員が、
答弁を変え、変えた理由も答えず、次の会議では、答弁を変えていないという理屈を考えてくるのでしょう。
充実した議論ができない最大に理由は、野党にあるのではなく、政府の側にある。

と締めくくった。

目的の「正当性」ではなく、「合法性」が基準になることが、わからずに答弁している素人の法務大臣を任命することで、審議を空虚にするのが、安倍内閣の目的なんでしょうね。