長門銭広永様は難しい銭

もう当たり前だが、自民党は国民を幸せなど全く気にしていない。

マラソンを東京でやったら、競技者も、観客も、最悪、何人か死んだだろうよ。

東京の関係者は残念がっているだろう。

死んだって、お金がもうかればいいと思っている悪魔の商業関係者もいるのだよ。

だから、士農工商なんだ。

武器商人は、人の心は持たない悪魔だ。

死の商人 改訂版 (1962年) (岩波新書)岡倉 古志郎」

岩波から新書が出ているよ。

 

都知事は、立場上怒ったポーズだが、

最悪、熱中症で、何十台もの救急車は走り回るが、選手優先で、観客、老人は後回しだろうから、死ぬのは、弱者なのだ。

人が死んでもなんとも感じないのが、自民党の本心(二階幹事長だったかな、「あの程度で良かった」って、素直に言っちゃったでしょ)だからね。でも、都知事の立場に立てば、責任問題になるから、良かったんじゃないの。

でも、「想定以上の気温になり、力不足でした。幸いにも一人だけでしたので、良かった」とか言っちゃうんじゃあないの。 

 

札幌にお金が落ちて、良いじゃないの。地方が少しでも活気づく方がいいと思うね。しっかりしたバスガイドさんが言ってました。「北海度は本当に大変です。毎年旅行に来てください。」ついでに美しい観光名所を見て回れば、ホテル、飲食関係は、大歓迎だね。半面、東京は残念だろうけれど、「死んでもやれ」と考えるのなら、人ではない。

 

NHKの東京ブラックホール2で、1964年のオリンピックに向けて、安全面で無理をして毎日10人の工事作業者が死んだって言ってたぞ。3年なら1万人だ。

 

そんなものでいいのかい?日本は少し前まで、交通事故で毎年平均1万人が死んで、今でも3500人は死んでいる。車の使い方が悪く、安全性が低いのだろうけれど、自動車死は、きっと他人による過失死亡事故の筆頭だろう。自殺も3万4千4余人~2万人だ。

 

政府はそんなものは「何でもない」と思っている。サラ金苦で死ぬ人があんまり多くて、まずいんじゃあないの、ということで、サラ金金利が今は表向きは年73%だろうけれど、実際は以前より少しは改善されているほどだろう。

 

そして、道路の準備も終わって、業者にはお金がすでに落ちて、土建関係は儲かったから、この時期なんだろう。実際は、もっと早く決まっていたことだろう。あんまり早くでは、お友達の舗装工事関係者にお金が回らないことになってまずいから、このタイミングなんだろう。国際オリンピック委員会にも根回しして、工事が終わってからにしたのだね。少し前の話では、オリンピック招致のために、2億の金が関係者に渡っていたというではないか。ああもったいない。被災者に新地9区の家が10軒建つじゃないか。

 

もう、商業スポーツに飽き飽きしているし、オリンピックも税金がもったいないのだ。私はオリンピックに税金を使ってほしくない。災害で家族も品々も、何にもなくなってしまったが、立派な家を建ててもらったからなあ。 悲しいけれど、仕方ないなあ。と、被災者が、こぶしを握り締めて、耐える手伝いを税金でやってもらいたい。

 

1964年の開催でも、談合癒着で、ずいぶん裏金が動いていたとNHKが言っていたよ。ということは、今回も同じなんだろうね。もう、警察も裁判所も自衛隊も正常に機能していないから、秋あら化にならず、世界の笑いものの国家組織になってしまった。

国民は大方真面目なんだけれど、選挙で投票さえしないのだから、どうしようもない。

 

NHK大河ドラマは、東京オリンピックは、とてもじゃないが詳しく扱えないから、中止になった戦前の大会に重きを置いている。

 

チケットの抽選に参加した人は、そういう悪事は仕方ないと考え、そちら側に回ってしまった人だ。

もう一度書くけれど、「死んでもやれ」と考えるのなら、人ではない。特攻隊で突っ込んで来いというのと、大差ないだろう。

 

まだ間に合うから、チケットは早く知人に譲った方がよい。そんな汚いオリンピック施設に足を踏み入れたら、安部や麻生や萩生田が「馬鹿だなあ、すぐに忘れるよ。こいつら」とあざけわらう顔が目に浮かばないか。自民党支持者は、浮かばないんだろうな。人間の尊厳に関わる問題なのだな。

ところで、パラリンピックのテレビ放送はあるのかい?これも、人間の尊厳に関わる問題だな。メダルを取った人だけ、スポーツニュースで流れるぐらいかな。