こんな記事があった。
「%パーセント」がわからなくても株やFXで儲けることはできますか?
仮想通貨などの
投資の世界はどうよ?
「%」がわからない大学生が
今日本に増えてるらしいよ。
「%」が分からない大学生を量産、日本の数学教育の致命的欠陥
9/30(月) 6:01配信
バーゲンの割引率を見てもわからない学生もいるのかも?
●レビュー
「%」は、言わずと知れた世界共通の言葉である。しかしタイトルの通り、近年「%」が分からない大学生が増えているという。
本書『「%」が分からない大学生 日本の数学教育の致命的欠陥』によると、食塩水の濃度の問題において、2012年と1983年の全国学力テストの結果を比べると、前者は後者より正答率が20%も下がっている。
背景には「やり方」を覚えるだけの教育や社会の風潮がある。本書は、来るべきAI時代に備え、日本の数学教育の根本的改善に向けた提言をまとめたものである。
本書は、やり方ではなくプロセスを重視する学び方の重要性を説く。暗記のみに終始する現代の数学教育の問題点を指摘するだけではなく、現代社会にあふれる情報を、数字を使ってよりわかりやすく理解する手法も例示されている。
何を隠そうゆとり世代である要約者自身も、学生時代に要領のよい覚え方でテストをパスした後は、本書を読むまで関数や微分などの考え方はすっかり忘れていたのである。考え方をきちんと理解すれば、数学はこんなにも役に立つのだということを著者によって示され、自身の学び方を反省せざるを得ない。
人口減少を続ける日本において、今後も世界とわたりあう国力をつけるためには、「学び」は大きな意味を持つ。
本書が指摘すかそうおり、「技術立国」日本は、人材しか大した資源はないからだ。学んだことを社会のために活かす「学而事人(がくじじじん)」の精神をたっとぶ著者の姿勢から、読者が学べることは多いはずだ。教育関係者をはじめ、日本の将来のために行動したいと考える方へ、おすすめしたい一冊である。(菅谷真帆子)
● 本書の要点
(1)数学の結果をさまざまな分野で用いるときには、その数字を得たプロセスを大切にする議論は欠かせない。数学教育において重要なのは、「やり方」のみを覚えて答えを当てることではなく、プロセスを理解することである。
(2)数学を自在に使えることは、子どもたちの将来にとって有益であり、実生活を送る上でも役に立つことである。
(3)数学では理解こそが重要な教科であるが、わからないこと、理解が遅いことそのものは悪いことではない。今後の日本では、一人ひとりの理解力に沿った指導が行われるべきである。
●要約本文
◆「やり方」重視の教育が招く問題
◇数学における「奇妙な間違い」
小学校の算数で習う「かそ×時間=距離」「元にする量×割合=比べられる量」の式は、それぞれ「は・じ・き」「く・も・わ」という用語と、円形の図を合わせて、子どもたちに教えられている。この学習の仕方は数学教育の現場で深刻な問題を引き起こしているという。
10年ほど前から、先生方の「時間と距離と速さの問題で奇妙な間違いをする学生がいる」という声や、学生の「『%』って何でしたっけ?」という声が、著者の周囲で聞かれるようになった。
時間と速さなどに関する問題で誤答となった学生は「は・じ・き」「く・も・わ」の図を描いていることが多く、正答した学生のうち、これらの図を描いた学生は少なかったという。誤答となった学生たちはこうした図を学んだ際、プロセスを理解せずに「やり方」としてただ暗記していたそうだ。
「数学は一歩ずつプロセスを大事にする教科であり、答えを当てる教科ではない」と著者は強調する。
さまざまな分野で数学的に得られた結果を用いるときにはプロセスを大切にする議論は欠かせない。こうした考え方を学ばずに育てば間違いをおかしたときにプロセスを見直して、間違いを見つける力が身につかないのである。
◇「は・じ・き」「く・も・わ」式教育の蔓延
プロセスを無視した教育は、小・中・高校の広範な数学分野にわたっている。たとえば、「分数÷分数」の割り算に関して、ただ「分数で割ると、分母と分子をひっくり返して掛ける」というふうに、ただ「やり方」を暗記して育ってしまうと、「やり方」を忘れたとたんに解けなくなってしまう。
もちろん、一方ではきちんとした学びも行なわれている。なぜ分母と分子をひっくり返して掛けるかを説明する場合、証明するのではなく具体的事例を示すことで教えている。
2/3÷1/6=4というような式について、2/3と1/6のそれぞれの値を、ケーキを分割したような図で表して、式が成り立つことを示す。そうして、分数の割り算を一般的な性質として納得させるのである。こうしたプロセスを経て理解しないと、突然問題が解けなくなってしまうのである。
以下続く・・・
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190930-00216020-diamond-s...
引用終了
以下、私の感想。
ははは、数学のできるできないと相場は関係ないでしょう。
でも、%が分からないのでは、数学的には知的障害ですね。
相場で儲からない原因は、もう少し多様な要因がありそうですよ。
上の文章の
2/3÷1/6=4というような式について、2/3と1/6のそれぞれの値を、
ケーキを分割したような図で表して、式が成り立つことを示す。
そうして、分数の割り算を一般的な性質として納得させるのである。
を書いた方は、等分除と包含除の説明ができないかもしれません。
上の説明は、包含除の説明です。
2/3個÷1/6個
=(2/3×2/2)個÷1/6個
=4/6個÷1/6個
=4倍
でしょう。
では、「等分除での説明をしてください」と言われても、説明できないかもしれません。等分除を知らなければ、説明のしようがないのです。
2袋に3個ずつパンが入っています。全部で何個?は、
2×3、3×2のどちらが正しいか?
まあ、そんなことを正しく答えられてもられなくても、相場は関係ないでしょう。
マクローリン展開ができるかどうか、と相場も関係ないでしょう。
難しい数学とか易しい数学とかも程度の問題でしょう。
相場は数学ができれば儲かるものではありません。
じゃあ、何が大切かは、書かない。
株とFXと仮想通貨の相場の違いが分からなければ、儲けることは出来ない。
じゃあ、どこが違うのかは、書かない。
こうですよ、と答えだけを書いても無駄だからね。
各自で調べていただきたい。
プロセスを無視した説明で分かったつもりになっても、本当は暗くて危ういのだな。
数学ができないのは、教え方の問題もありそうだが、生徒数/教師数の比率に原因がありそうだなあ。
自民党はね、賢い人材は少しでいいのですね。
国民が賢くなることは、1ミリも望んでいないのです。
刹那的な快楽や熱狂や興奮やそういうミッキーなレベルにいてください。
日本政府は、楽しいネズミーランドやレゴランドやキティーランドで楽しく遊んで満足して一生を終えていただくための努力を惜しみません。
携帯料金に口出しして下げさせているでしょう。
国民皆さん、携帯料金を下げましたよ。
思う存分、ゲームや漫画にうつつを抜かしてあっという間に年を取って、死んでください。
サッカー万歳、ラグビー万歳、東京オリンピック金メダル万歳、日本万歳。
日本国政府は、
①自分とお仲間の私腹を肥やすこと
②「お国のためなら、いざ鎌倉」精神(教育勅語精神)の涵養
が関心事なんです。
ほどほどに美味しい物が食べられて、かっこいい車に乗れて、きれいなお姉ちゃんが抱っこできれば、いいですかね。そのほかに何が必要なんですか?あれば言ってください。日本国政府が用意させていただきますから…。