長門銭広永様は難しい銭

もう当たり前だが、自民党は国民を幸せなど全く気にしていない。

しかし、くすぶっているのだな。

心地良いということ。
例えば、ドレミファソラシドという音階は心地良い。音楽の心地良さの根源は、この音階だろうか?しかし、違う音階、例えば、ラ抜きの沖縄の音階やデリフィサチ(何と!ドの♯をデ、レの♯をリ、…と命名する仕方もあるという)の黒鍵だけの音階も心地良い。
文章の心地良さは、七五調などのリズムも入り込むし、アイウエオ音の韻も関係するだろうけど、これは音楽の影響大だなあ。勿論内容が記憶を呼び起こす場合も数多ある。
20年選手の10型(じゅっけいと整備の人は言われた。そういえば新幹線は0系100系だったなあ)プリウスは、冬の寒さにやや調子が悪い。アイドリングナンバーが上がってから下がるまで暖機運転してから公道を走る。暖まるまで不安定なのだな。すぐに改善できるのなら…、と持ち込んだが、整備の方は、「検査器具を当てても、異状が表示されないので、原因が特定できないです。イグニッションコイルとか、複数のポイントのずれがあるかもしれないとか、燃料の量か、空気の量か、発火関係か、いろいろ考えらえるけれど、異状表示されない不具合もあるので、異状表示が出たら持ってきてください」ということだった。「温かくなると症状がなくなるのであれば、寒くなると腰が痛いというのと同じようなものだから、暖めて様子を看ます」と病院の先生と老親を持つ50男のような会話になった。
プリウスの心地良さは、私が回生ブレーキの作動音に、昔の自転車のライトの発電機の音を思い出すからだ。冬の夜、銭湯へと自転車をこぐ母親のセーターの背中にしがみついて聞いた音だから、整備の方には、恥ずかしくてなかなか言えないのだな。
でもね、「症状がひどくなったら、来てください」というのは、仕方ないのかなあと思うのだけれど、「言葉の話せない人の診断は出来ません」というのは、どうなのかなあと、しかし、くすぶっているのだな。