長門銭広永様は難しい銭

もう当たり前だが、自民党は国民を幸せなど全く気にしていない。

実は狸も来ていたのだなあ。

「義父が起きない」と義母が電話してきた。

車で10分ほどのお医者に行って診察してもらおうという義母の魂胆だ。

私は出向いて、「お医者の帰りに、オオバでお菓子を買おう」と言って、お医者に連れ出すことに成功した。

酸素飽和濃度は99。血圧が108。これは前回の120より少し低いなあ。尿は少したんぱくが出てるけど、前回程度だから心配ない。

「足が痛いから起きたくない。ずっと寝ている」と言って起きてこないので困っています。痴呆が進むと歩けなくなるのですか?と義母が言う。

足が痛いのは、膝の軟骨がすり減っているからで、仕方ないなあ。温かくなったら、屋敷の周りを散歩したらどう?デイに行って、人と関わると、刺激をもらってボケの進むのが遅くなるかもしれないね。

とお医者は言った。これは26日の午前中のこと。

26日夜、「義父が風呂から出てこない」と義母が電話してきた。すぐに出向いて、風呂から出させた。湯船にうんこが沈んでいた。義父が「(私の)手が冷たい」というので、私は仕方なく湯船に数秒、手を入れて温めた。

27日。市役所の支所に、介護認定の手続きに行く。理由の欄に、「歩きたがらずずっと寝ている。お風呂に一人で入れなくなった」と書く。

夜、1時間半ほど離れた所に住む義父の長男が電話して介護認定に関わる人を義母義父宅へ訪問させたことを家内から聞く。介護認定に関わる人は、「短い時間で急にできなくなるのは、何か悪くなっていることが多いから、救急車を呼んで、病院で診てもらった方がいい」という。

救急車が来て、義父を15km離れた総合病院に連れていった。救急車に義母と長男が乗り込む。10時57分頃、家内が自宅に戻り、私とともに、病院に向かう。38度の発熱があり、近場の病院3院から断られ、4院目で受け入れてもらえた。コロナではなく左肺の肺炎だった。26日の午前中から、1日で悪化したのだな。

今日28日は、入院用品や書類を書いて届け、半日が過ぎた。長男も長女も仕事でふらふら。私は、会社の連中がオミクロンにやられて、3日間休業中だったので、仕事を請け負ったのだ。

因みに、病院から家に着いたのは午前3時。車のライトに、猫餌を食べに来ていたタヌキが逃走するのが見えた。

580円の安い餌をドラッグストアで買って与えている。申し訳ない。安いエサは腎臓を傷める毒なのだよ。でも飢えて死ぬよりいいだろうと、ごまかしている。医者のお墨付きの餌は、10倍の値段なのだよ。1週間で4500円は、流石にきついのよ。