ピアニストの表情は、あまり好みではなかったが、しかたない。
家人のドライヤーやドアの音に消されながら、「夜は響くから音を小さくして」というアドバイスもほどほどに、普通の音量12で聴いた。
マーラーの4番のような、シャンシャンな音楽ではないのだよ。
やや派手なのは、第1、3楽章の最後だけだよ。
第2楽章なんか、聴きながら寝てしまいたいほどだよ。
12歳の誕生日プレゼントは、ダイヤモンド1000シリーズで、チャイコのピアノの1番とラフマの2番だった。
コロムビア・ダイアモンド1000シリーズ (xdomain.jp)
1005番だ。
もう半世紀も前の事。母親もレコード盤も、なくなっている。