長門銭広永様は難しい銭

もう当たり前だが、自民党は国民を幸せなど全く気にしていない。

本を売る

本を売った。つまらなかった。分かっていたが、田舎では需要がないから、買いたがらないのだ。30冊1000円ほど。交換市に出すのも、重くて大変だろう。70代のおじさんだったから、あのお店も、長くはないなあ。ネットで処分した方が、迷惑にならないかな。ネットで買った本ばかりだから。
つまらなかったのは、私の読んだ本が安く買われてしまったということで、私の読書が安く見積もられてしまった気分になったからだ。本は需要によってすぐに0円になってしまう。中身ではないのだ。知識の宝庫の東洋文庫が、300円とか2冊500円とかで投げ売りされているのを見ると悲しかったし、値段を付けたメルカリの売り主もきっとほとんど0円査定されたんじゃないかと同情する。赤鉛筆の線の10本や20本がなんだというんだ。古本の風情というものだ。売れなくて2000円で高原状態なのと、500円で売られているのとどちらがいいのかなあ。よく売れて、じり高なのがうれしいな。文学書は、刈谷あじさい堂に持っていこう。西村さんはもうないみたいだ。