ネットでは、生物はもちろん、靴、硬貨等、あらゆるものに放射性物質が付いている写真が公開されている。だから、どうしたらよいかは分かるだろう。
また、除染したが、山に降り注いだ放射性物質が、風雨によって、除染作業済みの場所を汚染しているという。そりゃあそうだろう。
2011年3月中旬に、東京を襲った高濃度の放射性物質を含んだ気流を、ドイツやスイスの拡散予想で見た方は、覚えているでしょう。
2011年5月に、野暮用で、東京上野に行った私は、安物のガイガーカウンターで芝生上を測定したが、普段は、黄緑の表示が、頻繁に、黄色、赤色に変わったのだ。その場から離れろという警告音もなった。だから、アスファルトの上を選んで歩いたのだ。子どもたちにも、芝生に近づかないように言った。
よほどのお金持ちか、親戚等がいない限り、福島を離れられないので、どんどん被曝してしまう。
外国の大使館なども、名古屋などに移っているという。
日本の3分の1の人は、かなり被曝してしまった。数字には、現れ辛い数字であるが、何らかの原因で死者数が増えるのだ。統計上、いろんな原因として処理されるので、死者総数の増加で確認できるのだろう。
とにかく大変なことになっているのだ。例えば、原因不明の突然死の増加等で、静かに死んでいくのである。家族はとてつもない悲しみを抱え込むのだなあ。
信じがたいが、1%側に立つ人間は、99%の国民の悲しみなど何とも思っていないのだから、鬼か夜叉なのだ。