長門銭広永様は難しい銭

もう当たり前だが、自民党は国民を幸せなど全く気にしていない。

「馬用の寄生虫駆除剤:イベルメクチン」を過剰服用して大混乱に陥った、というニュースは嘘だった。(申し訳ありません)

「馬用の寄生虫駆除剤:イベルメクチン」を過剰服用して大混乱に陥った、というニュースは嘘だった

「馬用の寄生虫駆除剤:イベルメクチン」を過剰服用して大混乱に陥った、というニュースは嘘だった。

<記事原文 寺島先生推薦>‘Horse dewormer’ overdose story debunked: We have no such doctor & treat people as normal, hospital says

Russia Today 全米ニュース

2021年9月5日

<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>



 オクラホマ州の或る病院で、銃で撃たれた被害者たちを追い返さないといけない羽目に陥ったのは、非常に多くの人々が、COVID-19の治療として、「馬用の寄生虫駆除剤」を過剰服用したからだ、という驚くべきニュースが飛び込んできた。 しかしこの驚くべきニュースは、後に、証拠不十分で偽ニュースの烙印を押された。

  判明した事実によると、このニュースは初めから終わりまで、「馬糞」のようなとんでもない話だったことがわかった。発端は、ネット上で音声や映像を発信するサイトであるボッドキャストの司会者ジョー・ローガン(Joe Rogan)氏が放送の中で、自身がCOVID-19に感染した際、医薬品を組み合わせた「カクテル療法」による治療を受けたことについて触れたことだった。その医薬品には、イベルメクチンも含まれていた、とのことだった。 支配層寄りのコメンテーターであるローガン氏が熱を込めて語り出したのは、ノーベル賞を受賞した抗寄生虫薬であり、世界中で使用されているこのイベルメクチンは、家畜の治療に使われる危険な物質である、という話だった。

 ローガン氏が(イベルメクチンを服用して)たった3日でCOVID-19から快復したというのに、イベルメクチンに対するメディアからの激しい攻撃が止むことはなかったし、専門家たちはイベルメクチンのことを、「馬用の寄生虫駆除剤」だという言い方をし続けた。ローリング・ストーン誌や、インディペンデント紙や、ガーディアン紙などの報道機関は、9月3日にオクラホマ州の或る病院において、緊急治療室がイベルメクチンを過剰服用した人々で溢れかえり、銃で撃たれた被害者たちが追い返された、というニュースを報じた。

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Joe Rogan tests negative for Covid-19 after media storm over medication he used

 その数日前に地元メディアが報じていた記事に基づいて、これらの報道機関は、オクラホマ州サリソー市のジェイソン・マクイア(Jason McElyea)医師の話を報じていた。この医師の話によると、病院に殺到していた患者たちは、実に様々な症状を示していた、とのことだった。吐き気、嘔吐、筋肉痛、さらには「視角を喪失」した患者までいた。

 しかしどれひとつ、本当の話はなかった。マクイア医師が勤務していたとされたセコイヤ総合病院は、9月4日に、マコイア医師の話を否定する声明を出している。

 声明によると、「マコイア医師が当院の勤務をやめてからもう2ヶ月以上経っています」とのことだった。「当院はイベルメクチンを服用したことによる合併症を患った患者の治療に当たった事実はありません。イベルメクチンを過剰服用した患者の治療に当たったこともありません」

 「当院の緊急治療室に来院した患者たちに対しては適切な医療措置を施しています。当院が、緊急治療を求めている患者たちを追い返さければならないような状況に陥ったことはありません」

 病院が真実を明らかにした時には、すでにリベラル派の多数の政治専門家たちが、マクイア医師の話を真実としてツイートしてしまっていた。



“Dr. McElyea said patients are packing … eastern and southeastern Oklahoma hospitals …. ‘The ERs are so backed up that gunshot victims were having hard times getting to facilities where they can get definitive care and be treated,’ he said.” https://t.co/eUxJNBJbUF

— George Conway (@gtconway3d) September 4, 2021

(上記のツイートは既に削除されています。訳者)

 イベルメクチンは家畜の抗寄生虫薬として使用されるが、人間にも使われるが、家畜に使用する場合は、人間に使用する場合よりも大量の投与が必要となる。多くの研究や、事例証拠によれば、イベルメクチンはCOVID-19の治療薬として効果があると考えられている。しかし、コロナウイルス治療薬としては、まだFDAから承認を受けていない。

FDAは先月(2021年8月)、米国民に対して、動物用に製造されたイベルメクチンを医師の指導なしに服用することを警告するツイートをしていた。このような動物用のイベルメクチンは、獣医師や、飼料店で簡単に手に入るものだ。「お前は馬じゃない!牛でもない。みんな、しっかりしろよ。やめとけって」。FDAは、馴れ馴れしいこんなツイートをしていた。

 イベルメクチンがこのウイルスに対して効果があることを褒めちぎる論文も相当数出てきているが、イベルメクチンを治療の選択肢の一つとして論じることは、いくつかのソーシャルメディア上では完全に禁止されている。例えば、YouTubeは、現職の上院議員が、イベルメクチンやヒドロキシクロロキンを治療薬として使用することについて話す映像を載せることを保留した。さらにツイッター社は、査読を受けた論文だけを載せる或る医学誌を、イベルメクチンの効果を証明する論文を載せたことを理由に、ブラックリスト入りにした。