神父さんは、
喫煙すると、肺がんになり、死にます。
もちろん、全員がそうなる訳ではない。
しかし、確率は吸わない人の数倍高い。
死ぬ確率が高くなるのを知っていて、喫煙するのだから、
喫煙は、緩やかな自殺です。
と言った。
すぐには死なないけれど、いずれは死ぬ。
その時期が、吸わない人より、かなり早まる可能性が高い。
病気は肺がんだけではない。
煙草の毒は、血液やリンパをめぐるので、体中に慢性の炎症が起きて、
免疫が落ちるから、病気にかかりやすくなる。
やはり、緩やかな自殺行為です。
十代から、緩やかに死ぬ準備を始める必要はないでしょう。
若いうちは、そう簡単には死にませんが、
40代、50代、そう、皆さんのご両親の年代になると、
タバコの毒がじわじわと効いてくるんですよ。
お家の方が、タバコを吸っているのでしたら、
きょう学校でこんな話をする人がいたよ、と教えてあげて下さい。
50年が経って、私は喫煙をせずに過ごせたが、
喫煙者はうんと減っているのに、肺がんの死者数は3倍に増えた。
だから、タバコが主因ではなかったのだ。
主因は、農薬と食品添加物、日本人の体に合わない食品に因るのだろう。
土光さんが、玄米ご飯と目刺しと野菜の煮物とみそ汁と漬物で、食事をしている様子をNHKの放送で見た。
あれが、日本人の食生活なんだろうと、今は思える。
真似をしたいなあと思うのだが、玄米ご飯だけは、家内が抵抗するだろう。
分けて炊くしかないのだ。
なに、すぐには真似はできないのは分かっている。
体に悪い、美味しい物の味を占めてしまっているから、当分は口先だけだ。