長門銭広永様は難しい銭

もう当たり前だが、自民党は国民を幸せなど全く気にしていない。

記事は素晴らしいが、東日本の方々は野草を口にしないように

www.tjapan.jp

 

https://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/4338186054/ref=tmm_hrd_used_olp_sr?ie=UTF8&condition=used&qid=&sr=

因みに、こんな本もあって勉強になる。

上の娘が小学生の頃、夏休みの自由研究で、雑草を摘んで、タンポポのおひたしにしたり、根をコーヒーにしたり、して楽しんだ。福一以前の話だ。当時気になったのは、犬の糞ぐらいだが、今は60Hz圏内でも、中央構造線以西でも、雑草を摘む気がしない。線量計を向けて反応しないことを確かめないとなどと思ってしまうほどだから口にしようとは思わない。

太宰治が子守の「たけ」を慕って再会する場面で終わる「津軽」の中に、東北地方が数年に一度、凶作に見舞われたと、元号がずらっと並んでいる。古代日本はともかく、戦後まで雑草を食べることは日常のことであった。

栄養価は、市販の野菜の数倍あるが、硬かったり、筋があったりするので、調理に手間がかかるのが難点だ。しかし、そういうものだと思えばそれだけのことである。不同意の家族がいれば、食卓には並ばないのだ。

タンポポコーヒーは、少し濃かったせいか、海苔の香りのような少しねっとりとしていたような記憶がある。刻んで鉄のフライパンでよく煎るのだ。フレンチローストが良いだろう。戦時中の「もどきもの」である。

吉行淳之介の小説の中にも、戦争中、肉が入手できなくなったので、小麦粉を練って、グルテンを絡ませ、肉もどきを作るお手伝いさんが重宝がられる記述がある。ぜいたくな話だ。

昔から、雁もどきとか、人間もどきとかあったのだよ。

家内は、月給取りの上の娘にもお年玉をあげようと言ったり、甥の成人式祝いにいくらもらったのか、だのと忙(せわ)しい。

よい正月だ。