長門銭広永様は難しい銭

もう当たり前だが、自民党は国民を幸せなど全く気にしていない。

詳細をお知りの方は、見えませんか?

或る公開板で、以下のようなやり取りをしている。
詳細をお知りの方は、見えませんか?
【ID非公開さんの質問】
作家の田宮虎彦のことについて、できるだけ詳しく教えてほしいです。
①【私の回答】
ウィキペディアに書いてある。
投身自殺されたので、当時、少なくとも一人のお子さんからはよく思われていないです。
やはり、山崎行雄著「田宮虎彦論」を読むべきと思いますよ。
https://www.kosho.or.jp/products/detail.php
1000円で入手可能。ラッキーだ。
(新本は3420円。著者応援の気持ちはあっても、躊躇する値段だなあ。私はどうやって入手したのか覚えていない)
②【ID非公開さんの返信】
少なくとも一人のお子さんというのは長男の田宮兵衛さんのことでしょうか?それとも次男の田宮堅二さんのことでしょうか?
③【わたしの返信】
その文章を探すのですが、見つからないのですね。それが分かっていれば書いたのですよ。私のバイアスがかかっている予想は、次男さんじゃないかなあ。
桜の頃に亡くなられたので、私は一生桜をめでることはないだろうというような文を山崎氏が書かれていたと思うのですが、もう10年20年も前の記憶です。
私も読みたいので探します。さしあたり、田宮虎彦論ですが、冒頭にあったと記憶しているので、すぐ出てこないので違うかもしれません。お葬式前後の親戚の集まった路上での発言を山崎氏が耳にしたのだったと記憶しています。
④【わたしの返信】
田宮虎彦論の216ぺに、
ほどなく、武田氏は亡くなられたが、告別式のとき、三鷹禅林寺の山門に入ってこられず、外でただ泣いておられた、ということを武田愛子夫人から、あとできいた。ある田宮氏の親族が、
「ばかじゃないの」
といったらしいが、老年でありながらその悲しみを理性を越えて、そのまま忍び泣きで現す小説家としてのみずみずしい鋭敏な感受性を持っていらした。
 氏にとって、武田繁太郎氏はかけがえのない親友だったのであり、また死は身近な切実な問題だったのであろう。
この7行を見つけました。私の記憶など全くあてになりません。「ばかじゃないの」という言葉は、私の記憶に当てはまります。ですから、「桜をめでない」という文が衝撃だったので、それと結びついてしまっているだけかもしれません。
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⑤【わたしの返信】
田宮虎彦研究という冊子があるのですが、その第5号(2001年8月)の編集後記に、もっとはっきりとした文を見つけました。
少なくとも一人ではなく、二人とも氏をよく思われていない、もっと積極的に書くと、「憎んでいる」かもしれません。
編集後記の中ほどに、
だが、現状は『全集』が出版できる状況にない。著作権継承者(田宮兵衛・堅二)にその気がないし、私は憎まれているからである。
とあるからです。
『全集』の出版を考えている研究者が、明らかに、「私は憎まれている」と書いているのですから、当然、父親を憎んでいるのだろうと思います。
親子の感情のもつれは、珍しいことではありませんが、全集を残そうとする研究者が、はっきり書くような言動を二人がしているのですから、二人は父親を憎んでいるでしょう。