長門銭広永様は難しい銭

もう当たり前だが、自民党は国民を幸せなど全く気にしていない。

RH(-)の遺伝子は、純粋な日本人にはなかった遺伝子

日本政府は、GHQ案の中の現憲法の第10条にあたる部分をいじったのですよ。今から書くことは、「私の憲法体験」(日高六郎著)筑摩書房2010年2400円(自由価格本となっている。日本の古本屋で5冊、アマゾンで7冊、半値で買えます。)の152ページに書かれていることです。問題の第10条ですが、GHQが政府に示した文は、第13条「すべての自然人は、法の前に平等である。…」と第16条「外国人は、法の平等な保護を受ける。」そして、第10条の「すべての自然人」は、「凡そ人」に変わり、そして「国民」に変わり、第16条は削除されます。これによって戦争のために強制的に連行されたり、召集されて戦争で死傷した台湾系の人や朝鮮系の人が補償から除外されます。それ以外にも、教育、就職、生活保護、障害者保護、年金、健康保険、政治活動等の領域で、不利益な扱いを受けている。こういった弱者を切り捨てる立場は、いずれ、日本国民の中の弱者差別につながっていく。

ここから、私の思っていることです。
その①「教育機会確保法」が、2016年12月に成立しました。夜間中学を支援する法律です。
この法律の(基本理念)
第三条の四は、 義務教育の段階における普通教育に相当する教育を十分に受けていない者の意思を十分に尊重しつつ、その年齢又は国籍その他の置かれている事情にかかわりなく、…
とあります。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1380960.htm
これは、現憲法を超えるすばらしい法律です。
その年齢又は国籍その他の置かれている事情にかかわりなく、…
この「国籍に関係なく」が憲法を超えています。
その2。戦争に関わる恩給や慰安婦問題に関わる変更が難しいのなら、日本に住む外国人の子供が日本国籍を取得し、日本国籍をある子供と全く同じような機会が与えられ、その能力に応じて、その才能が発揮されるように法整備がなされれば、その解決の一助になるのではないかと思います。日本語しか話せない、日本でしか暮らせない子供たちをいずれ日本政府は、使い捨てにして排除していくと思っています。派遣切りを簡単にする企業を守る政府ですから。

この外国人を排除する憲法を全く改正しないというのも、冷徹な立場ではないでしょうか?

私の血液型は、RH(-)です。RH(-)の遺伝子は、純粋な日本人にはなかった遺伝子だそうです。それが正しいのなら、私は純粋な日本人ではないのです。RH(+-)の両親から生まれたので、50人に1人の割合で発生する遺伝子です。
要は私は少数派とも言えるということです。