食料品を買う時、300円のリンゴ、
鮮度の良い物と、多少疲れて50円引きなら、
私は50円引きを買います。
味なんて、どうでもいいのですよ。
ちゃんとリンゴの味がします。
少し軽くて、カスカスしてますね。
栄養価は、減っていて結構ですよ。
間に合ってますから、大いに減価して下さいよ。
そんな技術があるのならね。
閉店後、捨てられるかもしれないリンゴを進んで選んで買います。
ですから、牛乳でも、ヨーグルトでも、日付が古ければ、そちらを買ってしまいます。
おかしいかな?
安心、安全、安価、栄養、入手可
食品の5条件だ。
(最後の入手可は、自信がない。安価と従属関係にありそうだ)
さて、
値引きすれば、お金のない人が買い易くなるでしょう。
替わりに通常の値段300円のリンゴが売れなくなります。
安売りの連鎖になる危険を冒してでも、値引きするのは、
①食べられる物を捨てるのは、忍びない。
②捨てる手間、費用を浮かしたい。
③低所得者の味方
そんな所かなあ。
値引き品が多い時は、浮いたお金で、何か買ってみたいものを買います。
これは、個人店主へのアピールでもある。
賞味期限が短くなっているから返品する契約になっている食品を返品する番組を見たことがありますが、
私なら、その仕事に意味を見出せないでしょう。
「そうか、わかった。確かに必要だ」
と思える理由を知ることができれば、やり続けられるでしょう。
老人、女性、子供と、限界集落もそうだ
NHKの貧困の番組が増えてきて、「まずいんじゃあない?」と、
政府は法律を作って守る振りをし出しているのかなあ?
(制度の不備を悪用する夜叉が出る。
運用のさじ加減の皺寄せで給付されず死人が出るのは、周知のこと)
紀田順一郎の「東京の下層社会」によれば、
戦前まで、政府によるセーフティーネットがなかった事が分かるから、
それよりはましになったと思っていたのですが…。
昔は地域社会で、相互扶助で極貧の家庭を支えていた。
法律で保護するのではなく、100戸200戸300戸単位の地域が保護していた。
今は、生活保護制度で法制化されたので、そこから漏れたら、ホームレスなのである。
という内容のドキュメント映画を作り、
「日本人たちよ
私たちよ
これでいいのだろうか
これでいいのだろうか」
と訴えていた。
「日本の夜と霧」という本に「忘れられた皇軍」という台本が載っている。
昭和40年代後半、豊橋の街にそのような人がいたけれど、韓国人だったのだろうか?
母親は
「あの人たちは、ちゃんと恩給をもらっているのよ」
と私に教えたが、どうだったのだろうと今も思っている。